奄美大島のダイビングポイント|内湾・外洋・ビーチは何が違うか

奄美のショップはポイントを内湾・外洋・ビーチに分けて紹介しています。それぞれ何が違って、どう選べばいいのか。現地で潜っていた経験と、42ポイント分の掲載データからまとめました。

2026年8月19日 ・ Remupi(元ダイビングインストラクター)

奄美のショップの公式サイトを見ていると、ポイントが内湾・外洋・ビーチの3つに分けて 紹介されていることに気づきます。

分け方は知っていても、そこで何が違うのかは、たいてい書いてありません。 潜り比べないと分からない部分なので、ここに書いておきます。

当サイトには奄美大島のポイントが42件登録されています。 水深やレベルの数字は、各ショップの公式サイトに掲載されているものです。

外洋

透明度が抜群にいいです。ここははっきり違います。

そのかわり、日によっては流れが強いことがあります。 そして中層を泳ぐ場面が多くなります。 足の着かないところで、自分の位置を自分で保ちながら進むということです。

だから、中性浮力が取れないと、ポイントによっては行けません。

地形がダイナミックなポイントがあり、大物が現れることもあります。 掲載されている数字を見ても、外洋には深めのポイントが並びます。

ポイント 最大水深 レベル
デッショ 40m 中級
ぶんぶんロック 40m 中級
ボロ瀬 40m 中級
アサヒガーデン 24m 中級
インオアシス 20m 初級

移動時間は、長くても40分から50分くらいです。 これは船の大きさやエンジンで変わります。同じ「外洋」でも、店によって体感が違います。

内湾

流れとうねりが穏やかです。

深いところもありますが、比較的10m前後で、マクロをじっくり楽しめます。 写真を撮る人はゆっくり構えられますし、久しぶりの人ものんびり練習しながら潜れます。

そして、ここがいちばん面白いところです。

ポイントによって、見られるマクロ生物が全然違います。

内湾は「穏やかだから初心者向け」とまとめられがちですが、実際に潜ると ポイントごとの差がいちばん出るのは内湾です。何本潜っても飽きません。

ポイント 最大水深 レベル
コーラルガーデン 10m 初級
ミドリヤ 14m 初級
山本スペシャル 14m 初級
ハナゴイ 18m 初級
大仏サンゴ 20m 初級

荒れた日に残るのも内湾です。奄美大島の北部には湾があるので、 海況が悪くなってもわりとギリギリまで潜れます。

ビーチ

講習で使えるポイントもたくさんあります。

ただ、講習の場所というだけではありません。 ビーチもポイントごとに、見られる生物や景観が違います。

ポイント 最大水深 レベル
手広ビーチ 12m 初級
ピアテグリ 15m 初級
倉崎ビーチ 20m 初級

行ける幅を決めるのは、中性浮力

外洋の話に出しましたが、これは外洋に限りません。

ダイビングをするにあたって身につけたいスキルは、中性浮力です。

これができるだけで、行けるポイントの幅が一気に広がります。 器材でも運でもなく、自分で動かせる部分がここです。

久しぶりに潜る方は、まず内湾やビーチで感覚を戻してから外洋に出る、という順番が 無理がありません。1本目から中層を泳ぐより、そのほうが結局たくさん見られます。

季節でも入れ替わる

もう一つ、ポイントを決める要素があります。風向きです。

夏は南風、冬は北風になります。風裏になる場所が変わるので、 季節が違えば行けるポイントも入れ替わります。

同じ島に行っても、時期が違えば違う海を見ることになります。 このあたりは奄美大島の12か月に書きました。

予約のときに伝えていいこと

行きたいポイントや見たい生物があれば、予約のときに言ってもらって大丈夫です。

ポイント名でなくてもかまいません。「こういうのが見たい」という雰囲気を 伝えてもらうだけでも、ガイドは組み立てやすくなります。

ただし、当日の状況を見て決まります。 海況、風向き、その日のメンバー。必ず行けるとは限りません。

それでも、伝えておくかどうかで当日の選択肢は変わります。黙っているより言うほうがいいです。

当サイトでは、どのショップがどのポイントを掲載しているかを 一覧にしています。行きたいポイントが決まっているなら、そこから店を選ぶこともできます。

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