奄美のショップの公式サイトを見ていると、ポイントが内湾・外洋・ビーチの3つに分けて 紹介されていることに気づきます。
分け方は知っていても、そこで何が違うのかは、たいてい書いてありません。 潜り比べないと分からない部分なので、ここに書いておきます。
当サイトには奄美大島のポイントが42件登録されています。 水深やレベルの数字は、各ショップの公式サイトに掲載されているものです。
外洋
透明度が抜群にいいです。ここははっきり違います。
そのかわり、日によっては流れが強いことがあります。 そして中層を泳ぐ場面が多くなります。 足の着かないところで、自分の位置を自分で保ちながら進むということです。
だから、中性浮力が取れないと、ポイントによっては行けません。
地形がダイナミックなポイントがあり、大物が現れることもあります。 掲載されている数字を見ても、外洋には深めのポイントが並びます。
| ポイント | 最大水深 | レベル |
|---|---|---|
| デッショ | 40m | 中級 |
| ぶんぶんロック | 40m | 中級 |
| ボロ瀬 | 40m | 中級 |
| アサヒガーデン | 24m | 中級 |
| インオアシス | 20m | 初級 |
移動時間は、長くても40分から50分くらいです。 これは船の大きさやエンジンで変わります。同じ「外洋」でも、店によって体感が違います。
内湾
流れとうねりが穏やかです。
深いところもありますが、比較的10m前後で、マクロをじっくり楽しめます。 写真を撮る人はゆっくり構えられますし、久しぶりの人ものんびり練習しながら潜れます。
そして、ここがいちばん面白いところです。
ポイントによって、見られるマクロ生物が全然違います。
内湾は「穏やかだから初心者向け」とまとめられがちですが、実際に潜ると ポイントごとの差がいちばん出るのは内湾です。何本潜っても飽きません。
| ポイント | 最大水深 | レベル |
|---|---|---|
| コーラルガーデン | 10m | 初級 |
| ミドリヤ | 14m | 初級 |
| 山本スペシャル | 14m | 初級 |
| ハナゴイ | 18m | 初級 |
| 大仏サンゴ | 20m | 初級 |
荒れた日に残るのも内湾です。奄美大島の北部には湾があるので、 海況が悪くなってもわりとギリギリまで潜れます。
ビーチ
講習で使えるポイントもたくさんあります。
ただ、講習の場所というだけではありません。 ビーチもポイントごとに、見られる生物や景観が違います。
| ポイント | 最大水深 | レベル |
|---|---|---|
| 手広ビーチ | 12m | 初級 |
| ピアテグリ | 15m | 初級 |
| 倉崎ビーチ | 20m | 初級 |
行ける幅を決めるのは、中性浮力
外洋の話に出しましたが、これは外洋に限りません。
ダイビングをするにあたって身につけたいスキルは、中性浮力です。
これができるだけで、行けるポイントの幅が一気に広がります。 器材でも運でもなく、自分で動かせる部分がここです。
久しぶりに潜る方は、まず内湾やビーチで感覚を戻してから外洋に出る、という順番が 無理がありません。1本目から中層を泳ぐより、そのほうが結局たくさん見られます。
季節でも入れ替わる
もう一つ、ポイントを決める要素があります。風向きです。
夏は南風、冬は北風になります。風裏になる場所が変わるので、 季節が違えば行けるポイントも入れ替わります。
同じ島に行っても、時期が違えば違う海を見ることになります。 このあたりは奄美大島の12か月に書きました。
予約のときに伝えていいこと
行きたいポイントや見たい生物があれば、予約のときに言ってもらって大丈夫です。
ポイント名でなくてもかまいません。「こういうのが見たい」という雰囲気を 伝えてもらうだけでも、ガイドは組み立てやすくなります。
ただし、当日の状況を見て決まります。 海況、風向き、その日のメンバー。必ず行けるとは限りません。
それでも、伝えておくかどうかで当日の選択肢は変わります。黙っているより言うほうがいいです。
当サイトでは、どのショップがどのポイントを掲載しているかを 一覧にしています。行きたいポイントが決まっているなら、そこから店を選ぶこともできます。